貯蓄をするには明確な目的意識が必要です

私が働いていたころは、いわゆるバブル全盛期でした。

お給料は右肩上がりだし、ディスコやクラブに行くと「女性会員は無料」が当たり前の時代でした。

貯蓄をしようと思わなくても、自然にお金が貯まっていく、夢のような時代でした。

しかし、バブルも弾けたある日、夫が会社の人員削減で子会社に移籍させられ、給料が激減しました。

その頃、私は結婚して専業主婦になり、子育て中でした。

住宅ローンも残っているし、子どもたちもこれからお金のかかる時期です。今までの家計を見直して節約生活を始めることを余儀なくされました。

しかし、単に節約生活をするといっても、気持ちだけでは今までのクセで買い物をしてしまったりして、思うような成果が上がりません。

どうしたものかと悩み、友人に相談しました。彼女は3人の子育てをしながら住宅ローンも完済した、敏腕節約生活者です。

「銀行口座のキャッシュカードを解約してしまう」「毎月の貯蓄額を決め、それを差し引いた額を手元に置く」「何年後にいくら貯蓄するかを明確に目標として持つ」

など、節約の基本を教えてもらいました。

銀行のキャッシュカードがなければ、引き落とすのに窓口に行かなくてはならなくて面倒なので、お金が足りなくなったからと言って簡単に引き下ろせなくなるから節約につながります。

まずは貯蓄をする。生活費は残った金額でやりくりをする。そうすると強制的にお金が貯まっていきます。

目標があると頑張れる。これも本当にそうです。子どもたちの教育のためにもお金は必要ですから。

慣れるまでは大変でしたが、実践していくと徐々に節約生活が当たり前になってきて、今では住宅ローンも完済まであと少しです。